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菜の花
愛の花が咲きました
黄色い風が吹いています
愛は大地の決意であり
確認であり 約束であるのです
さらさらさらと花は花で変らない
哀れな心よ 思い煩うな
美しく目覚めた新たな調べに
花は貴方のすべてを集めて
夢を織り 愛を咲かせているのです
どんなところでも さわやかな香りは
わき かおりたっているのです
心よ 苦しみなど忘れなさい
今が咲く時です 匂っています
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つらら
凍ることは 生きること
優しさが石になること
悲しみも 苦しみも 氷柱
明日の朝こそ ダイヤのように輝く
人生とは 人を探す旅
流氷の上を
雪雲の下を
樹氷の中を
愛 ひとつに歩く
喜びの虹をかけに
歩いて 知って 歩く
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椿
涙を微笑みに
悲しみを喜びに
淋しさを楽しさに
すべてを踊りに変えて下さい
なごり雪の朝 風に耐えて咲いた花
私に続く道
遠く近く紅が光っている
小さな宇宙です
心地良い所に生かされて
心地良く結び合い
程好く補い支えあって
大きな命をはぐくみあっている
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夜汽車
小さな春のなか
野の花が私をそめる
まるで大切な人のように
雨の日はかわいそう
宝物みつけたいけど
ダイヤの女王さえ探せない
クローバー れんげ 菜の花
私も私をみつけられない
へたな時が私をつつみ
闇にかくれてねむれないと
いつも母の胸にいたい
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独り旅
ごみまみれの切手よ
ひきだしの中の私を
裸の小鳥にしておくれ
夜はひとり
月あかりひろがる
いつも同じ昔の絵の内だ
時にはりついているだけだ
ほこりをはらい
ふるいたたせて
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テロ
ふざけるなよ 人間か?
命を何だと思とる
激しすぎるぞ
そこは間違いなく人間地獄
もがけばもがくほど
一発触発 切れてるね
蜃気楼 いや 現実
一適残らず 血を吸う
貴方の顔は鮫
身体は鯨 頭は悪魔
しかし 悲しい人間様
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祈り
手を繋ごう あなたも
地に足つけて 踏ん張ろう
平和の種は あなたです
けして諦めない 放り出さない
嘆かない わめかない
必要なのです 貴方の心と手が
探すのです言葉を
混ざり合い 語り合い
関わりあって 祈りとなるのです
愛が平和の声となるのです
逃げないで 笑わないで
貴方自身を慰め励ます為に
平和を恐れずに恋ましょう
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九条
戦争の芽は絶えない
刺さった大きな棘は抜けない
私は 何が出来るのだろう
貴方にどれだけ伝えられるのか
胸の痛みは決して消えない
私が幸せな分 余計に
60年日が流れ 記憶が隠れ
九条が守られるなら
痛みは腫れ上がらない
説明する言葉はいらない
九条を見れば平和への
重たい扉も動き始める
愛する人と生きる為に
命の前では聖戦などない
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折鶴
幾度 季節が変わろうと
折鶴は 飛べない
揺れあう言葉
戦場の影は消え
原爆の香りに震えても
降り注ぐ悲しみは
色あせた包み紙
月の変わらぬ誓い
夢ではなく 溢れる約束
苦しい叫びさえ
残された風に吹かれる
鶴は飛べないままでもいい
繰り返すまいと
胸に折鶴染まる
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白い鳩
鳩の涙を 私は見た
悲しみが波になり
灰色の波に浸った鳩を
大切なものが風化して
白が見失しなわれてい
砕け散った約束
脆い記憶
戻れない嘘・言葉
強がりばかり 誤魔化して
今さら何も出来ない何て
投げ出さないで
もう一度 自問自答しょう
追憶は無責任なのよ
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